四国建築巡礼

大晦日の今日、本当にいい天気に恵まれました。
今年一年を振り返ってみて一番印象に残ったことは四国へ建築を見に行ったことでした。
見たいと思っていてもなかなか行けなかった場所なので本当に良かったと思います。
その旅の中で、もっとも印象深かったのは丸亀市にある猪熊弦一郎現代美術館と直島にあるベネッセアートサイト直島の作品群、とりわけ南寺のジェームズ・タレル作「Backside of the Moon」が良かったと思います。
猪熊弦一郎現代美術館は丸亀の駅前にあります。駅前広場に向かって大きく口を開いたようなファサードが特徴的です。買い物帰りや通勤帰りに「ちょっと寄って行こうかなぁ」と思える美術館です。そんな美術館はいままで見たことがありません。美術館を生活の場に近づけようとした意図がそこにあるように思いました。
美術館の中に入るととても静かでゆったりとした開放感のある雰囲気に包まれます。建築家谷口吉生の見事なプロポーションによる空間構成もさることながら、やはり猪熊弦一郎さんの若々しくてリズミカルで愛らしい作品がその空間を彩っています。個人の美術館としては、とてもいい空間を味わうことができました。
一方のジェームズ・タレルの作品は、建築家安藤忠雄の木造建築の中にあります。これは実際に体験してみないと伝えることができない作品ですが、あえて自分なりに表現すると、人間の生と死を感じさせる空間だと思います。日常の中であたりまえになっている生そのものが、どれほど死と隣り合わせで存在しているのかを体験させてくれました。きっとそれぞれの感じ方は違うと思いますが、私自身にとてはとても怖い体験だったと思います。
直島にはその他にもいろいろな場所で現代美術作品と出会えることができます。
美しい瀬戸内海の風景を見ながら、その体験を心ゆくまで味わうことができました。

いつかふたたび直島に行って、新しい自分を発見できればと思っています。

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