平和に生きる

きのうは雲一つない、よい天気に恵まれました。街路樹のハナミズキが満開です。まるで雪でも積もっているように見えます。平和な一日でした。
先週、各務原市で講演会がありました。「井戸を掘る医者」で有名な中村哲さんです。テレビでは拝見していましたが、まじかで話しが聞けるとあって、友人と待ち合わせて駆けつけました。
講演会が始まるまでの間、会場では中村さんの活動が映像で流されていました。現地のアフガニスタンで民衆と共に水路を造っている光景がありました。
私が初めて中村さんを知ったのは、アメリカがアフガニスタンに侵攻した後、テレビに出て現地の状況を話されている時だったと思います。9・11以来、テレビはアフガニスタンの状況とテロリストの動向を毎日流しているそんな頃だったと思います。
その後、ふたたび中村さんを見たのはNHKの番組で灌漑用水を現地の人と造っている中村さんの姿でした。「この人はいったいどうしてそんなことまでするんだろうか・・」と不思議に思ったことを記憶しています。
講演会が始まり、中村さんがアフガニスタンに赴いた経緯や、その後医療行為だけではとても救いきれない命の問題として、水の確保が急務だったために、アフガニスタン各地で井戸を掘る事業を始めたこと。そして、現在食料を確保するために砂漠化した土地に水を供給するための灌漑事業を進めていることと、自給自足ができるための農業事業を展開していることなどが報告されました。
中村さんの話を聞き終わって感じたことは、「いったい何がこの人を突き動かし、どうしてそこまで自分を投げ出すんだろうか」と思いました。でもそれを思った時に「いったい自分は何をしているんだろうか」と自分へ問いかけました。
いまその問いに対して、少しだけわかったことことがあります。それは、中村さんが自分の良心にまっすぐ生きている人なんだということを。
平和の中に生きている日本人が本当に知らなくてはいけないことを、中村さんは自分の身を投げ出して教えてくれているんだと。
青空を見上げると今日も雲はゆっくりと流れてゆきます。
のどかな春を楽しむように。

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太郎丸の家 建前(たてまえ)

太郎丸の家の続きです。
基礎工事も無事に終わり、いよいよ木造建築の晴れ舞台。いわゆる建前です。
建築大辞典によれば「木造家屋で土台・柱・梁や小屋材などあらかじめ切刻みした主要部材を現場で組み立てること。棟木を組立てるまでの作業。」とあります。
建前前日に土台を伏せる作業が終わっています。当日は朝から職人さんが大勢集まり、お清めをしてからスタートしました。
今回の建物は平屋建てで、屋根は片流れの形状です。床面積は27坪くらいで、とてもコンパクトな住まいです。
出来るだけシンプルで静かな佇まいになることをめざしています。
まず柱を立ててから桁や梁を渡し、そして小屋組をくみ上げるとおおよその姿が見えてきます。午前中にほぼ棟木まであがり、午後からは屋根を伏せました。トップライトも所定の位置に納まり、無事建前は終了しました。
最後にクライアントのはからいで、集まった人たちで上棟式を行いました。
天気に恵まれ、無事建前が出来たことを感謝してジュースで乾杯。
みんなの満足げな笑顔が印象的でした。

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太郎丸の家 基礎工事

太郎丸の家の工事はずいぶんと進んでいるのにアップするのが溜まってしまいました。
とりあえず今回は基礎工事までをお見せします。
やり方で建物の位置と高さを決めた後、地盤を補強するために地盤改良工事をしました。ある程度の深さまで地面を掘り、掘り出された土にセメントを混ぜてもう一度埋め戻す方法です。
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次に防湿シートを敷いてその上に捨てコンクリートを薄く打った後、コンクリート表面に通り芯と型枠の位置を示す墨出しをします。これがかなり重要でその後の建物の位置がこれで決まってしまいます。その後は鉄筋を組んで型枠を起こします。今回の基礎は平屋でありながらかなり立派な配筋になりました。

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いよいよコンクリートの打設です。2月に入って雪が降りかなり冷えた日が続きました。この日もあいにく天気雨と行った状況でしたが、おかげさまであまり雨も降らず順調にコンクリートを打つことが出来ました。コンクリート打設が終わったあと、雨のことと凍結のことを考えて基礎全体をシートで覆ってもらいました。

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コンクリートの養生期間を待って型枠をはずし基礎が完成しました。良い基礎ができたと思います。監督の思いと各職方の努力の賜物です。
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さくらさくさくすいすいおよぐ

垂井町での打ち合わせが終わり、帰りがけにクライアントとかわした会話の中で「どこで花見をするんですか」の問いに、「相川!」と聞かされ「ついでに見に行かれたら?」と問われて「いや今日は・・」と応えたのですが、ついついあの光景を思い出して急遽Uターン!
そこには懐かし風景なのに春の光と淡いピンク色の桜が咲き誇り、鯉のぼりが生き生きと風を泳いでいました。
春は気持ちのいい季節です。
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