がんばっているクライアント

この頃めっきり涼しくなって夏の陽射しのきつかったことがウソのようです。空を見上げても入道雲はなく、ふんわりと穏やかな雲が透き徹るような青空に浮かんでいます。

さて、関の家を久しぶりに紹介します。4月の終わりに建前があって、もうかれこれ5カ月が経ちました。今回は大工の長屋さんの息子さんがほとんど一人で造ってもらいました。ゆっくりで丁寧なため、親父さんや工務店からいろいろと言われているようですが、出来上がって行く姿を見ていると頭の下がる想いです。ご苦労様。あと少しですががんばってください。
では、建前以降の現場を紹介します。

屋根仕舞も終わり外壁の下地も貼り終わり全体の形が見えてきました。外壁に貼ってある銀色のシートは遮熱性能のあるシートです。

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内部の造作工事です。床の断熱材は2重に入れてあります。できるだけエネルギーをかけないように。

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和室からファミリールームを見ています。廊下の脇に家族が本を読んだり勉強したりできる場所になります。

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今回もキッチンのカウンターにチークの無垢板を使います。その材料確認に河合銘木さんへ行ってきました。キッチカウンターは食卓テーブルも兼用しているためかなり大きなカウンターになります。長さが約3.6メートル、幅が1.25メートルです。その材料を、このチークの板から取り出します。見ていてうれしくなってしまいました。こちらの想いを汲んでくれた河合銘木の担当の方の気持ちが伝わってきました。

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寝室から居間に続く廊下です。中廊下は暗くなりがちなのでトップライトで光を導いています。きっときれいな光がさしてきますよ。

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キッチンの位置から居間の全体を見ています。南側の開口部は大きく取ってあります。天井は勾配天井になり、頂点の部分は曲面になります。

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玄関の上がり框にはお父さんが大事に取っておかれたケヤキの柱を割って使いました。古びた柱でしたが割って板にするといきいきと蘇ります。木は本当にすばらしい。

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天井裏にも断熱材を2重に入れています。まるで布団の綿みたいです。真ん中には大黒柱のような八角形の柱が建っています。

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工事監督のお子さんの夏休みの宿題に本棚を作ることになり、現場で実習作業!?
未来の建築をになってもらえるとうれしい限りです。

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この山積みのフローリングはクライアントが一枚づつ塗装しました。それを丁寧にしかもほんの少しだけ隙間をあけて貼って行きます。

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今回のクライアントは、なかなかの強者(つわもの)です。というのも、すべての塗装工事を自力で塗るだけでなく、壁や天井の左官仕上までをすべて自分で塗られます。お勤めのご主人は、休日すべてを作業に当てています。そして、小さなお子さんの面倒を見ている奥さんは、昼寝の時間をみはからって作業に取り組んでいました。もちろん、お父さんやお母さんの協力に支えられて。現場の職人さん方もほんとうに感心しています。

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さて、内部の大工工事も終わりになりかけています。居間の様子も見えて来ました。家具もすこしづつ取付けられてゆきます。

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内部の造作も終わり、外部木枠の取付も終わったので、いよいよ外壁工事です。今回の外壁は、すべて杉板貼りです。この板もすべてクライアントが塗られました。

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南側には濡縁がつきます。短い桧の角材を一本一本並べてゆきます。大変な作業です。

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住宅の外観が見えて来ました。

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いよいよキッチンカウンターも取付けられ居間の雰囲気もわかってきました。

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最難関の左官仕事にいよいよ取りかかり始めました。ここまで来る間に徐々に修練を積み重ねてきたご主人が、本領発揮の大一番です。20畳のLDKにご主人の気迫が塗込められます。
がんばれ〜!!

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