<国島征二展>なうふ現代

暦の上では春を迎えましたが、いまだに寒い日が続いています。なので底冷えのする町家暮らしの身としては、相変わらずの冬着とストーブのご厄介になっています。でも、少しづつですが中庭にさす陽射しが長くなってきました。待ちに待った春の兆しが感じられます。
そんな中、散歩ついでに、なうふ現代で開催されている「国島征二展」に行ってきました。今回は、なうふ現代と同時に、岡崎や名古屋のギャラリーと名古屋にある自然豊かなカフェ「あうら」の計4ヶ所で開催されています。国島さんの作品を見るたびに、いつも感じることは、なんて色気のある作品なんだろうと感心します。年齢のことを言っちゃだめだけど、70を越えてもまだ艶のある作品を創り続けるダンディな国島さんに惚れています。4/3まで開催されていますので、ぜひ足を運んでください。

ちなみに、国島さんは東北地方太平洋沖地震で被災された方々を応援するために、義援金を集める活動をされています。みずからの小作品100点を4ヶ所の開催場所に置き、購入していただいたお金をすべて寄付されるそうです。こちらもぜひご協力していただければと思います。

 

それから、なうふ現代の中庭の床が新しくなりました。ケヤキと桜の無垢板を惜しげもなく並べてあります。木が持っている生命力と表情が実にすばらしい!各務原市の平野木材さんに競り落としてもらった生木を「まねっこ岐阜縄文建築団」の仲間達とNPO法人グリーンウッドワーク協会の協力のもとに、わいわい言いながら創ったデッキです。こちらもぜひ見てください。

 

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沈丁花

 現場を見てきた帰り道、車のラジオから聞き慣れない音が響いてきた。初めて聞く地震予知放送であった。突然のことで内容がよくわからなかったが「津波が10メートル以上・・」とだけ耳に残った。想像するにも信じがたい内容なので一体何がおこったのかわからなかった。家に帰ってみると、とても悲惨な光景が飛び込んできた。まるで映画を観ているような感覚に襲われた。まさかこれが現実とは・・・それ以来、何か重たくむなしいものが私の身体に住みついている。16年前の阪神・淡路大震災の時に感じていたあの重くむなしいものが、またふたたび訪れてしまった。
 いまはただただ祈り、一人でも多くの人が助かることを願い、また災害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げる次第です。そして、一日も早い復興を願い、自分なりにできることをさせて頂こうと思います。
 今日、街を走っていると、ふと花の香りがしました。春の訪れを知らせる沈丁花の香りでした。沈丁花の花言葉のように、この日本が明るい未来へ向かって、共に歩んで行くことを信じています。

懐かしい時間

 今日は梅林公園の梅祭りでにぎわっている美殿町通りを過ぎ、徹明町にある「てつめいギャラリー」へ行ってきました。いまギャラリーでは「第10回ぎふ 建築・生活・芸術系学生・生徒優秀作品展」が開催されていて、今日はその公開講評会があり審査員の一人として参加させていただきました。高校から大学までの計7校から全36作品が展示されていました。審査するという立場は似合いませんが、展示されている作品を見ながら、自分が大学時代に卒業制作を必死で描いていたことを思い出して、とても懐かしい雰囲気を味わうことが出来ました。
 審査対象になったのは、自らプレゼンテーションを希望した13作品でした。公開講評会に参加していた方は少なかったですが、プレゼンテーションをする学生にとって、人前で自分の作品を紹介し、その後厳つい顔をした審査員から根掘り葉掘りと質問され、その度に自らの意見を述べて行くことは、なかなか勇気がいることだと思いますし、それぞれの学生が、今後進学したり就職したりする中で、今回の経験は、貴重な経験だったと思います。

 彼らの前途にエールを送るとともに、私自身が貴重な経験と、初心を思い出させてもらったことに感謝したいと思います。

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