ワークショップ第10日目

1月22日。いよいよトトち舎のワークショップ最終日となりました。今日は、左官の小池さんが用事があるため参加できませんが、代打として、前日にも手伝っていただいた近畿壁材工業株式会社のHさんが、今日の講師を勤めてくれます。

Hさんは会社では営業を担当されていますが、扱われている商品がプロ向けの商品であるため、出来るだけ現場を訪れては、直接職人さん方に商品についての意見を聞いているそうです。そのため、次第に自らも左官仕事に興味が沸き、自分の道具を揃えて現場に出向くようになったそうです。でも職人さんの前ではなかなか塗る機会はないそうですが、今回は小池さんもいないので、おもいっきり塗れると張り切ていました。

さて、今日の参加者は7人です。初めての方やまだ慣れていない方のために、Hさんが鏝や鏝板の持ち方、あるいは漆喰を壁に塗る要領を流暢な関西弁の解説をまじえて実演してくれました。

では、さっそく漆喰仕上に挑戦です。鏝を持ったのも初めてな上に、漆喰を鏝に載せて壁に塗り付け、均一に延ばして行くのは、なかなか難しい作業です。思うように延びてくれない漆喰に手こずっている人を見かねて、すかさずHさんが脇で指導!張り切ってますね。

その後は、皆さん手探り状態を繰り返しながら、徐々に左官の世界へ没入。それを見て、Hさんは板間の天井塗を開始!気合いが入っています。どうやら、小池さんがいない間に、自分の持てる技術を最大限活かし、小池左官チームの面々に見てもらおうと思っている様子。あの流暢な関西弁は、すっかり影を潜めてしまいました。もっとも、漆喰塗をしていて気付いたことは、皆さん真剣になればなるほど口数が減り、鏝の音が聞こえるくらい静かになります。私なんかはひどいもので、思わずよだれが落ちるほど。おそらく夢中になっていると口が開いちゃうタイプなんでしょうね。お粗末ですね!

そのためだと言い訳じみてしまいますが、写真を撮るのも忘れていたために、休憩の様子やお昼ご飯の様子などが撮れませんでした。でも、ワークショップの期間中、お茶やお菓子あるいはお弁当など、そのたびに準備をしてくれた施主のTさんには、心から感謝します。おいしかったですよ!

そうこうしていて、3時を過ぎた頃には土間の壁も塗り始め、順調そのものと思っていましたが、これがなかなか進まないんですよね。結局は、外が暗くなってしまい、皆さんには予定外のお手伝いをお願いしてしまいました。申し訳ありませんでした。でも、おかげでほとんどの部屋を塗ることができて十分な成果を得られました。そして、Hさんも最後までつきあってくれて、本当に助かりました。「これから淡路島に帰ります」といって立ち去って行く後ろ姿が本当に素敵でした。まるで、ショクニンみたい!

そんな訳で、昨年から続いたワークショップも無事終了することが出来ました。有り難うございました。ワークショップに参加していただいた人数は、正確ではありませんが、職人さん達も含めると延べで60人から70人近くになると思います。こんなにも多くの方々に、そして、こんなにも長期間にわたってワークショップを支えていただき、本当に感謝しております。有り難うございました。

そして、最後までつきあっていただいた小池左官の小池さんには、本当に頭の下がる思いです。今回のワークショップの成果は、小池さんの協力が得られて、はじめて可能になったものと思っています。小池さんの気持ちにどれだけ応えられたかわかりませんが、十分なワークショップができたものと思っています。長い間、ご苦労様でした。そして、本当に有り難うございました。

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中