2013年を振り返って

毎年言ってることかもしれませんが、本当に一年が過ぎるのが早いですね。

7月末までは名古屋に通う中で医療施設のことを勉強させて頂きました。そして、本当に多くの方に出会い、自分の人生において、またとない機会を与えてもらった感謝しております。

その後すぐに福島へ通うことになりました。片道650kmあまりを車で行くことに。何回か通う中で少しずつですが距離感は縮まったように思います。

東北大震災以降、何も関わりを持てなかった中で、建築で何か役に立てないかとずっと思っていました。その機会を与えて頂き、東北への一歩を踏み出させて頂きました。有り難いことです。

以前のブログでも書かせて頂きましたが、日本の再生は東北が再生することにあると考えています。東北を元気にすることが日本を元気にすることであり、忘れていた日本の文化を取り戻すことにつながると思います。

そして福島に通う中で、大阪でも仕事をさせて頂くことになりました。移動距離はかつて無い距離ですが、客観的に自分を見つめる機会にもなり、また風土と建築のあり方を考える機会にもなりました。

振り返ってみれば、この一年はまさに人との出会いでした。以前から知っている方々はもちろんのこと、新たに出会った多くの方々との新しい出会いが今年の一番の宝だと思います。

どうも有り難うございました。

さて、来年はいよいよ還暦となります。人生を120年と考えて、今が折り返し地点。気弱な午年生まれですが、あらためて前に向かって再スタートしたいと考えております。

来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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会津さざえ堂

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長年、見てみたいと思っていたさざえ堂を、今夏から福島県三春町に行く機会ができたため、岐阜に戻る途中で訪ねてみた。

さざえ堂は想像していた規模とは違い、瀟酒で端正なお堂であったが、じつに不思議な雰囲気を漂わせていた。初めて入る二重螺旋のスロープは思ったよりも低い天井で勾配もそれなりにあった。不思議に思っていたのは、DNAのように二重螺旋でスロープができているとは言うが、どのような構造になっているのか、また木組みはどのように組まれているのか。そして何よりも、登って行くのはいいが、どのように降りてくるのか。

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体験してみて、このお堂を考えた僧侶とこれを造り上げた大工の、創造力と技術力の協業に頭が下がる想いだった。

会津さざえ堂についての詳しい説明はこちらをご覧下さい。

会津さざえ堂公式サイト

http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/pg02.html

 

 

荒野ノヒカリ

マルシェ

荒野ノヒカリで設計させて頂いたマルシェです。

愛岐トンネルは明治期に作られたのレンガ積みのトンネルですが、その折りに使用されたと思われる型枠の資料を参考に、実物の1/2スケールで新たな型枠を作り、それをマルシェとして使うことになりました。

木のレンガを積むことは出来ませんでしたが、NPOの方々をはじめ、材料のことや試作を手伝って頂いたIさん、製材のことでお世話になった交告製材さん、木枠の加工のことでお世話になった梅ちゃんチーム、設計でお手伝いを頂いたIさん、そしてこの企画に参加を呼びかけて頂いて最後までサポートして頂いたTさんなど、本当に多くの方に助けて頂きました。

有り難うございました。

そして思いがけないお話ですが、仮設として作られたマルシェですが、NPOの方々のご努力によって保存されることが決まったと連絡がありました。

うれしいですね。

有り難うございます。

もし、車で中央線定光寺駅周辺を通られることがあれば、庄内川を挟んだ対岸に、このマルシェが見えるかもしれませんよ。