会津さざえ堂

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長年、見てみたいと思っていたさざえ堂を、今夏から福島県三春町に行く機会ができたため、岐阜に戻る途中で訪ねてみた。

さざえ堂は想像していた規模とは違い、瀟酒で端正なお堂であったが、じつに不思議な雰囲気を漂わせていた。初めて入る二重螺旋のスロープは思ったよりも低い天井で勾配もそれなりにあった。不思議に思っていたのは、DNAのように二重螺旋でスロープができているとは言うが、どのような構造になっているのか、また木組みはどのように組まれているのか。そして何よりも、登って行くのはいいが、どのように降りてくるのか。

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体験してみて、このお堂を考えた僧侶とこれを造り上げた大工の、創造力と技術力の協業に頭が下がる想いだった。

会津さざえ堂についての詳しい説明はこちらをご覧下さい。

会津さざえ堂公式サイト

http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/pg02.html

 

 

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久松真一記念館

いつのまにか暑さが和らぎ並木の葉っぱもすこしづつ色づき始めています。
今日は岐阜市長良にある久松真一記念館を訪ねました。岐阜にこんなすばらしい建築があるなんて知りませんでした。思想家で茶人でもある久松真一さんのお父さんが真一さんに相談しながら建てられたそうです。
いろいろなところで古い建物を見せて頂きますが、この記念館は、その当時の面影をとても素直に感じられる佇まいになっていて、久松真一さんの思想と生命がそこに息づいているように感じました。

まさに生きられた家だと思います。

「こんな建築をめざしたい!」そんな思いを胸に抱きながら記念館を後にしました。今日は本当に良い建築に出会えたことに感謝します。

久松真一記念館
http://www.nagaragawagarou.com/hisamatsushinichikinenkan.html

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なが〜〜い夏休み?

暑さに負けてしまったのか、ずいぶんと長い夏休みになってしまいました。琵琶湖を見たおかげで、なんだかのどかになってしまい、ついつい小学生の頃の自分に戻ってしまったようです。つまりは、夏休みの宿題を残り2、3日で一気に作る、あの癖が・・・
ということで、絵日記のようなまとめかたで、この夏の思い出を・・・

8月7日(快晴)今日は日帰りで建物見学に出かけました。メンバーは昨年と同じ。目的地は、佐川美術館脇にある樂吉左衞門館と石山寺、それに信楽の近くにあるMIHO MUSEUMです。彦根付近から湖岸道路を走り守山の佐川美術館へ向かいましたが、琵琶湖の大きさとまだ残る自然の豊かさに心が奪われました。「住んでみたい・・」そんな思いが浮かび、いつか琵琶湖を一周してみたいと思いました。
予約時間が決まっている樂吉左衞門館に着いたのは10時少し前でした。佐川美術館は水に囲まれた配置になっていますが、その一角に地下を掘って作られたのが樂吉左衞門館です。なので、水面に浮かんでいるのは茶室だけで、あとはすべて水の下にあります。ずいぶんと贅沢に作られた建築です。茶室は撮影禁止なので撮れませんでしたが、気持ちが解放されて自然の中でゆったりと親しめるお茶室でした。興味のある方は、ぜひ訪ねてみてください。私も次回は冬の景色を楽しめたらと思っています。

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樂吉左衞門館を見終わってちょうど昼頃になり、ネットで調べてくれたイタリアンでランチを食べました。これが正解でとてもおいしいイタリアンでした。とくにパスタはうまかった!気を良くして次は石山寺へ。

石山寺は以前から気になっていましたが、なかなか行く機会がありませんでした。場所は琵琶湖の西南端、大津に近いところで、琵琶湖の水が流れ出し、瀬田川から宇治川へと名前が変わり、さらに淀川となって大阪湾まで続く、その川の始まりに石山寺はあります。岐阜の長良川の風景と違って、もっとのどかでゆったりとした景色が楽しめます。

石山寺に着いてみて一番感じたことは、「なんだか普通・・・」駐車場の近辺には土産物屋と食べ物屋が軒を並べ、呼び込みのおばさんがしきりに声をかけてきました。おまけに境内に入ってみると「源氏物語うんぬん・・」どうも静かなお寺には見えませんでした。「ちょっと失敗かなぁ・・」と思いながら、おばさんパワーから遠ざかってゆくと、そこには本来のお寺さんの雰囲気が漂っていました。寺の方針かどうかわかりませんが、かえってお寺の良さを殺しているように思いました。

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石山寺の由来がここにありました

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ここから瀬田川の方向が見渡せます。桜や花火を見るのに絶景!

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屋根がきれいです

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石山寺をあとにして、次はMIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)へ。アメリカの建築家I.M.Peiの設計です。ルーブル美術館のガラスのピラミッドの設計者でも有名です。敷地は宏大な里山の一角にあり、その存在をすぐには確認できません。というのも、美術館の8割くらいを地中に埋め、トンネルを通って美術館の入り口にたどり着きます。なんだか、さきほどの樂吉左衞門館のようですが、こちらの建築が先に作られました。もちろん安藤さんの地中美術館よりも前に作られています。内部空間は、やはり日本人の感性とは違い、いかにもアメリカの建築といった雰囲気です。でも目を凝らしてみると結構きれいなディテールがありました。とくに感心したのは鉄骨のジョイント部分です。きれいな納まりに感心しました。

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今回の建築巡礼は和と洋、過去と現在、ヴァナキュラーとインターナショナル。そんな比較を楽しめる研修旅行でした。

帰りは高速道路を飛ばしてかえり、三楽にていつものように反省会をしながら、次回の行き先を何となくおねだりしました。

長良川を走っている時に岐阜の空は真っ黒で、稲妻がいくつも見えて、雷鳴が轟き渡っていました。積乱雲に映る夕日を見ながら、あらためて自然の驚異と豊穣を感じさせられた一日でした。

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藤森建築巡礼

昨日、静岡県にあるねむの木こども美術館と秋野不矩美術館へ行きました。相変わらずの暑さで少々バテ気味ですが、久しぶりの巡礼の旅とあって気分も上々。まずは掛川市にあるねむの木子ども美術館へ。
里山を少し奥へと入り込んだ、ねむの木むらの一画にありました。まわりはきれいに整備されていて、不思議なかたちの屋根が印象的です。波を打ったような屋根は、銅板をくちゃくちゃに折り曲げてはられています。そして、長い屋根の上には芝生が生えています。ユニークな建物です。

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つぎに天竜市(現在は浜松市)にある秋野不矩美術館へ向いました。ねむの木からは下道で40分弱のところです。以前見たことがありますが、せっかくなのでと足を伸ばしましたが、残念ながら臨時休業でした。以前と比べると外観はかなり時代を帯びて来ましたが、どちらかというと秋野不矩美術館の方が野生があって好きです。とくに1階の第2常設展示室は秋野さんの絵と一体になれる空間だと思います。また機会を改めて訪れたいと思います。

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ちなみに昨年、藤森さんの生まれ故郷にある建築を見てきました。長野県茅野市にある神長官守矢資料館とそのすぐ裏山にあるお茶室高過庵です。どちらも昔からそこにあったような懐かしい建築です。諏訪湖の近くに行かれたらぜひ立ち寄ってみて下さい。

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モエレ沼公園

北海道へ行った帰り、札幌にあるイサム・ノグチの遺作「モエレ沼公園」へ行ってきました。札幌市内から地下鉄東豊線「環状通東駅」まで行ってバスに乗り換え「モエレ沼公園東口」でおります。だいたい40〜50分くらいかかります。
その日は前日までの夏日と違い、だんだん曇り空となってきました。そして、バス停から公園の中心施設のピラミッドにたどり着いたときには、雷鳴が響き渡りぽつぽつ雨が降って来てしまいました。あいにく傘は持っていませんでしたが、濡れるくらいはどうにかなっても、雷ばかりは避けきれません。しばらく様子を見ていると、夕立のような天気だったのでなんとか外に出ることができました。でもそのおかげで公園の中には人が少なく、じっくり見て回ることができました。
まだ季節が早いことと着いた時間が夕方に近かったこともあって、水を生かした作品は稼働していませんでした。それでも、あこがれだったプレイマウンテンが目の前にあったのでさっそく登ってみました。一段一段石で作られた階段を登ると公園全体を見ることができました。天気が良かったら本当に見晴らしのいい場所だと思います。
プレイマウンテンをおりて行くとミュージックシェルと書かれたステージがありました。そこからプレイマウンテンを見ていてふと思いつき手をたたいて見ると、なんとやまびこのように音が反射して大きな音で帰ってきました。これには本当に感激しました。何度も手をたたいて遊んでいると、ヒバリの鳴き声がステージの壁から聞こえてきました。思わずその声の方向を探してみると、ヒバリが上空の同じ位置に止まって飛んでいました。ちょうどプレイマウンテンとミュージックシェルの中間に。これまた感激。きっとあいつもエコーを楽しんでいるんだと思いました。
天気はあいにくでしたが、そのおかげで貴重な体験ができました。
皆さんも北海道に行かれたらぜひモエレ沼公園に立ち寄って、イサム・ノグチの作品と戯れているヒバリの声をお聞きください。

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各務原市 瞑想の森 市営斎場

岐阜県各務原市の中心部より北、東海北陸自動車道のトンネルが貫通している権現山に、各務原市の市営斎場が新しくできました。
調整池のたもとに白鳥が舞い降りたかのような白い不整形の建築が建っています。
建築家伊東豊雄の作品です。外観を見る限りとても斎場とは思えません。
朝靄がたなびいているような白い屋根が、ハイヒールのかかとの形をした柱に吸い込まれていくような印象です。
池に映った外観はとても優美な姿をしています。
内部に入るとやわらかくうねった屋根が間接照明に浮び、
広がりと浮遊感につつまれます。
あくまでも開放的で翳りのない空間が心に響きます。
久しぶりにいい建築に出会えました。

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サヴォワ邸

今日、フランスからメールが届きました。
彼地で結婚したYUIさんから年始のメールとともに、
まだ見ぬ恋人サヴォワ邸の写真が送られてきました。感激!
そこで皆さんに少しだけおすそわけ。
巨匠ル・コルビェジェが1929〜1931年に創った傑作。
20世紀の住宅建築を代表的する名建築です。
いまから75年前の建築とはとても思えません。
学生の頃、建築を学び始めて最初に出会ってしまった建築です。
それ以来コルビェジェの建築に魅了されてしまいました。
いつの日か、まみえることを楽しみに!

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