丸太の皮むき

今日はよい天気に恵まれましたね。久々に早起きをして、とても気持ちがよかったです。

そんな中、今日は丸太の皮むきがあるというので、郡上市美並町にある古川林業さんへ向かいました。山間の自然豊かな場所で、川には粥川うなぎがいるそうなんですが、残念ながら見ることは出来ませんでした。

現地に着くとすでに作業は始まっていました。高圧洗浄機によって丸太の皮をむくのは初めての体験でしたが、おもしろいように皮がむけて、かなり夢中になってしまいました。つまり、大人の水遊びと言ったところでしょうか。作業を終わってみると身体中に木の皮が飛び散り、メガネも水浸しでした。でも気持ちがいい。

皮を剥がされた桧はとてもつややかで、触るとすべすべの状態でした。あとは来年の夏までゆっくりと乾かし、美濃保育園さんの柱に使われるそうです。枝がついたままの柱は、子供達にとって格好の遊び場になるでしょうね。完成が楽しみです。

 

いくつか飛び出している枝の中で、赤く筋の入った枝が何本かありました。この赤みは、何らかの原因で枝に力がかかった場合にできるそうです。まるで筋肉か、血管が浮き出た様子に見えました。やはり木もがんばっているんですね。

 

雲のように

秋に染まってきたのか、このところもの思いにふけっている。いや、もっと正直に言えば、あせっているのかもしれない。建築を志した頃の自分が、今ここにあるのだろうかと。
秋空に浮かぶ雲は、なんと自在なんだろう。
風まかせに流れて行く姿は、美しさを失わない。
消え行く水滴に躍動感があふれている。
雲のような建築をつくりたい。

蕎麦の刈り取り作業

11月6日に蕎麦の刈り取り作業をしました。以前の記事でも紹介しましたが、夏の暑さで収穫時期が遅れ、立冬前日の作業になりました。当日は肌寒い朝を向かえましたが、日頃の行いの良さもあって(もちろん参加者の方々ですよ)よい天気に恵まれました。先月末頃から参加者の呼びかけをしていましたが、皆さん予定があって参加者がなかなか集まりませんでした。ひょっとすると長老グループだけのさみしく厳しい作業になるのではないかと心配していましたが、仕事の時間をわざわざずらして来てくれた若者大工グループや、高山から駆けつけてくれた新婚ほやほやカップルのおかげでぐっと平均年齢がさがり、順調なスタートきることが出来ました。

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蕎麦の出来に関しては、やはりかなり悪い状態でした。農業指導員のIさんの予測では、昨年の四分の一くらいの出来だろうと言っていましたが、確かに蕎麦の本数も少なければ実も小さいように思いました。そのためか、作業の方は順調に進んで行きました。

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刈り取られた蕎麦は、実をとるために原始的な作業で落とします。
すなわち、たたく!ただひたすらたたく!
竹を渡した台に叩き付けるだけです。でもこれがけっこう重労働。

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そうこうしているとすでに蕎麦はきれいに刈り取られていました。思ったよりも早かった!

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さて、たたき落された蕎麦をかき集めてみると、あおい葉っぱがやたらに多い。やはりまだ枯れていない蕎麦が多い証拠です。まぁそれもやもうえません。あとはふるいを使ってただただ葉っぱをとるのみ。

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いよいよメインイベント。本年初登場の文明の利器「唐箕(とうみ)」最新型です。皆さん知ってます?古い民家を訪ねると納屋の奥にしまってあるあれです。私も見たことはありましたが、実際に使うのは、これが初めてでした。原理はいたって簡単で、漏斗みたいな上の入れ物に蕎麦の実を入れてから、ハンドルをぐるぐる廻して風を起こし、落し口の微妙な調整ノズルを動かして上の蕎麦を落とすと、風の力でゴミや実のない蕎麦などが吹き飛ばされ、蕎麦だけが下に落ちる仕掛けです。いわゆる選別機ですね。でも単純と言えばそうなんですが、じつによく出来た機械でした。
まずは農業指導員のIさんがお手本を見せてくれました。足元にあるケースには重い実と軽い実が別れて落ちてきます。じつにすばらしい!Dsc06500

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結局今年の蕎麦の収穫はIさんが言われていた通り、昨年の四分の一くらいしかありませんでした。でも、作業を終えたあとの爽快感は去年と変わりません。
つぎは収穫した蕎麦を食べる「蕎麦会」があります。楽しみですね。

自然に学ぶ

8月下旬に恒例の蕎麦づくりに参加しました。きれいに弧を描く畝(うね)のてっぺんに、そばの種を蒔いてゆきます。参加人数が少なかったため、作業時間が心配ではありましたが、便利な手押し車の種まき機が人気で、皆さん夢中で押していました。「きっと俺の(私の)蒔いた畝が一番育つぞ!」と思いながら・・・・

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しかし、今年は本当に暑い日が続き、おまけに雨が降らなかったために、9月の下旬に畑に行きましたが、そばの成長が今ひとつでした。おまけに、ご近所の話しでは、鳩に食べられていたとか。
蕎麦にとっては、試練の夏だったようです。

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そして、今月の始めにふたたび畑を訪れると、見事に蕎麦が花を咲かせていました。成長の違いで、所々背丈が違いますが、それでも元気よく花を咲かせています。前の週に長浜へ出かけた時も、そばの花が満開でした。例年から比べると、ずいぶん遅いように思います。人間にとって厳しかった夏は、私たちだけでなく、あらゆる生命にとっても厳しかったんだとあらためて感じました。

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そばの花を見ていて気付いたことがあります。
生きるとはこういうことで、生き続けることはこうやるんだと。
あきらめず我慢強く。
そんな教えを見せてくれました。

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