ワークショップ第8日目

1月15日(日曜日)漆喰塗の2日目です。施主のTさんは法事で出かけ、平野木材のIさんはもう一つの行事で午前中はお休み。ヒュッテファニチャーのH夫妻が交代で参加してくれましたが、午前中の参加者は左官の小池さんを入れて3人だけ。「どうなるんだろうか?」

不安を抱きながらの午前中の作業が終わって、お昼のおにぎりを食べ終わった頃から急に人が増え始め、あっという間に14、5人に膨れ上がってしまいました。午前中の様子からネタの仕込みを控えていた小池さんも大慌てでネタを仕込み、参加者の振り分け作業に大忙し。嬉しいことです。法事から戻ってきた施主のTさんも大喜びで、名札に「施主」と書いて見せびらかしていました。

3時の休憩ではお茶と珈琲の用意で活気があふれていました。手伝ってくれたのは羽島の家のKさんご夫婦。久しぶりにお会いしましたが、「ラーメンを食べにきてちょっと現場をのぞいたら鏝を持って塗ってるんだもんね」と笑顔で手伝ってくれました。感謝感謝!

親子の参加者は大工さんチーム。娘さんの笑顔が印象的でした。

今日の作業ができた部屋は、玄関の仕上とキッチンの下塗り。そして、土間と板間の目地テープ張りまで。大工さんや塗装屋さんの各職人さんは要領を得ているので作業が早い。見ていても気持ちがいいですね。

はじめて漆喰を塗る人。前にも塗ったことがある人。それぞれが会話を楽しみながら、でも真剣な面持ちで壁に向かって一生懸命に塗っていただけました。そして、夕方になる頃、三々五々と帰られる参加者が増え、いつしか現場は静かになって行きました。最後まで手伝ってくれたKさん、Hさん。ご苦労様でした。

さて、このブログを書いているのは1月21日です。そう!今日から2日間のワークショップが始まります。さてさて、最後まで塗ることができるのか。もし時間のある方はぜひ参加してみてくださいね。お待ちしております。